スマホがない世界
昨日から起きたauの電波障害が今日も復旧しない。
普段、スマホに電話の転送をして仕事をしている身としては、この状況では全く仕事にならないのだけれど、ある意味サッパリしている。
電話が繋がらないのだから、電話を待つ必要もない。
思えば、携帯電話が普及し始めたとき、随分と長い間、携帯電話を持たずに過ごした。
電話に縛られたくないと携帯電話を持つことを拒否し続けたのだけど、一回携帯を持ち始めると、もうそれなしの生活は考えられなくなる。
いったい携帯電話、スマホは僕らの生活に本当に必要なのだろうか?
話は随分と飛躍するが、スマホがあるせいでトレンディドラマは死んだと思っている。
ドラマの醍醐味はすれ違いなのに、スマホがあればすれ違いが起きない。
トレンディドラマが死んだことによって、幻想が消えた。
幻想が消えたことによって、憧れや情熱が消えた。
理想や夢を外の世界に求めるより、家の中でスマホをいじっている方が多くなった。
かくして20代の過半数は一度もデートをしたことがないというアンケート結果が生まれ、イーロンマスクに日本は滅びると言われるまでの人口減少が続くことになる。
携帯電話のせいで、ドラマの衰退だけでなく、日本の国家衰退まで引き起こされるのだ。
かなり話を大きくしたところで、現実に戻ろう。
電話が繋がらないと1日2日はサッパリしたなどと言っていられるが、1週間も続くとそんな悠長なことは言っていられなくなる。
それにこうしてブログ記事は自宅のWi-Fiを使ってiPadで書いているのだから、スマホから自由になるなどというのは所詮無理な話なのだ。