窓辺のシクラメン
テレビで言っていたのですが、癒しを与えてくれる観葉植物も、ちゃんと手入れをしていないと逆効果になってしまうようですよ。
たとえば中庭のように、日当たりの悪いところに置かれて元気がなかったりすると、仕事で疲れて帰ってきたとき、それを見てますます疲れてしまうようです。
それを聞いて思い当たったのが、部屋の窓辺に置かれたシクラメンのことです。
冬の間中、窓辺を明るく彩ってくれたのですが、春を迎えて 1本、また 1本と花が落ちてくのを見るのは何となく寂しくて辛い気持ちになってしまいます。
いただいたシクラメンなのですが、最初は指も入っていかないほどみっちりと咲いていた花が、茎の力もだんだん弱くなり、おしまいにはそのままの姿でポタリと床に落ちたり、立ったまま萎れたり、だんだん寂しい姿になっていきます。
そういう意味では、花が咲かない観葉植物の方がいいのかもしれませんが、冷たい冬の光の中で咲く花はとても美しいと思います。
それに、花が散っても手入れをしていけば、次の年も花を咲かせてくれます。
寂しいなんて言わずに、来年の花をまた楽しみに待ちたいと思います。